おこめのねどこ

こめが寝る前や起きた後のちょっとした時間に書く記録や意見や日記です。

スマホとの距離感

今朝、朝日新聞の「どう思いますか ガラケーと人生[下]」を興味深く読んだ。
新聞読者の投書欄である。

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自分とさほど世代が変わらない人も、ガラケーを使い続けている。
携帯会社の「スマホへの変更圧力」に怒りを隠せない人もいるし、
学校からスマホアプリへくる連絡を転送してくれる保護者友達に感謝する人もいる。
変えるのがもったいない、用途として十分だ、というのが変えない理由のようだ。

 

私がガラケーを手放したのはもう15〜6年前になる。
当時は嬉しくて、どう使おうかあれこれ調べて楽しかった。
しかし、スマホを持っていることが当たり前になり、
またアプリや各種コンテンツが豊富になったことで、
スマホに取られる時間の方が気になるようになってきた。

 

下記の『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン著)を読んで、
子どもを持つ親としても、教育者の端くれとしても思うところがあった。
最近は、まず自分からスマホを遠ざけようとしている。

スマホ脳(新潮新書)

スマホ脳(新潮新書)

 

 

スマホ自体は役に立つもので、手放すことはしない。
手放せないけど少し距離を置く、というのは不思議な関係だと思う。
考えてみると、ガラケーくらいの機能を持っているものがちょうど良かったかも。
ガラケーを続けていれば、スマホとの距離感に悩むことはなかったのかな。
代わりに、携帯会社からの近距離の圧力を感じていたかもしれないけど。