【朝10分読書】池上彰『知らないと恥をかく世界の大問題7』09
前回の更新が10月14日。週末に失速している。来週は頑張れるだろうか・・・。
本日は2章が終わり、3章のアメリカに入ったところ。123-135ページ。
シリア難民の乗った船が転覆し、打ち上げられた子どもの遺体を写した写真。これが報じられ、イギリスのキャメロン首相がシリア難民の追加受け入れを決める。他国も続くが、ドイツで難民(アフリカ中心)がドイツ人女性を襲い、窃盗や性的嫌がらせをしたことが報じられた。国民からはシリア難民がやったと誤解され、受け入れしたメルケル首相の支持率も低下気味とのこと。
理想的な社会の実現を目指そうとする一方で、難しさも出てきていることがよく分かった。
アメリカは大統領選。執筆時は、民主党のバーニー・サンダース氏と共和党のドナルド・トランプ氏が新たに台頭してきたという状況であり、その説明。
州ごとの選挙はアイオワ州が最初で、それはアイオワ州法で定められているとのこと。初戦ということで注目され、人が集まるのでホテルも満室、候補者が宣伝のための広告費を落とすということで、4年に1度の書き入れ時なのだという。たくましい。
知らないと恥をかく世界の大問題 (7) Gゼロ時代の新しい帝国主義 (角川新書)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/05/10
- メディア: 新書
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